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さいたまの双樹会が一時休診へ、入院患者は16日めどに転院(医療介護CBニュース)

 さいたま市内で「岩槻脳神経外科病院」(80床)と「双樹クリニック」を経営する医療法人社団双樹会(宗像克治理事長)が2つの施設を近く一時休診すると発表し、事後処理を弁護士に一任していたことが分かった。入院患者については1月16日をめどに転院を終え、外来は病院とクリニック共に20日まで続ける。帝国データバンクによると、「自己破産申請を視野に債務整理に着手した」という。

 帝国データによると、双樹会は1991年に「岩槻脳神経外科(現・双樹クリニック)」の名称で創業し、97年秋に法人改組。2000年1月に開設した「双樹記念病院(現・岩槻脳神経外科病院)」は、総合外来や脳神経外科、内科などの診療科があり、一方の双樹クリニックは脳神経外科のほか、消化器科や精神科、眼科なども有していた。県内の大学や医療機関と積極的に連携しながら診療科を拡大し、06年7月期には約18億3000万円の年収入高を上げた。
 しかし、その前年の千葉県の医療法人買収などの影響で借入金が大きく膨らみ、資金繰りが悪化。金利負担や償却負担などで、08年には約4300万円の赤字を計上し、収益面も苦しい状況に置かれていた。また、昨年の秋口には看護師らへの給料未払いも表面化した。帝国データによると、負債額は推定30億円という。

 さいたま市保健所によると、4日に37人だった入院患者は近隣の医療機関への転院により、13日現在で9人に減少している。同保健所保健総務課では、「21日以降は白紙だと把握している」としている。


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